



ロートアイアン(鍛造づくり)とは
私共のやっているこの「ロートアイアン・鍛鉄」という技法を簡単に説明しましょう。
必要な長さに切断された鉄の棒材を、まずコークス炉や酸素バーナーで加熱します。
赤熱した材料はアンビル(金床)の上でハンマーで打たれ変形していきます。材料が冷えてしまうと加工が出来ないので、再び火に入れて赤熱させ、目的の形が完成するまでこの工程が繰返されます「鉄は赤いうちに打て」の諺どおりの作業です。
こうして出来た部品同士を組み立てて、たとえばフェンス、門扉、格子、手摺など建築を彩るいろいろな製品にする訳ですが、組立の時も鍛鉄独特の技法を使って結合していくのです。カシメ、リベット、バンドなどの技法がよく使われますが、溶接が一般的な今でも、単なる接合のためというより、鍛鉄らしさをデザインできる技法としてとても重要です。
〔ロートアイアンの作業手順の説明〕
最初は製品を構成する部品を作り始めます。
必要な長さに切断された鉄の棒材を、コークス炉や酸素バーナーで加熱します。
赤熱した材料はアンビル(金床)の上でハンマーで打たれ変形していきます。材料が冷えてしまうと加工が出来ないので、再び火に入れて赤熱させ、目的の形が完成するまでこの工程が繰返されます。
こうして必要な部品が揃うと、今度はこれらを組み立てて、たとえばフェンス、門扉、格子、手摺などの製品にする訳ですが、組立の時も鍛鉄独特の技法で結合していくのです。カシメ、リベット、バンドなどがよく使われます。溶接による組立が一般的な現在でも、これらの技法が使われるのは、接合部分が鍛鉄独特の雰囲気を出す重要なデザインポイントだからです。
| ロートアイアン(鍛造づくり) |
エイチエムジープランニングオフィスはすべてがオーダー品で作られています。 ここではネームプレートの制作も自由な発想でデザイン制作できる事を知って頂こうと思います。エイチエム時プランニングオフィスのオーダーメイドのシステムは気軽な気持ちで生活の中に暮らしの楽しさを創造性と個性の演出をお手伝いさせて頂こうという 考えから生まれてきたものです。今までにそんな出会いで生まれ来たものを幾つかご紹介していきます。 エイチエムジープランニングオフィスは今後もこのオーダーシステムをより洗練させて、日本のこれからのものづくりの中に確りとした存在価値を生み出して行きたいと思っています。 |
「鍛鉄」も鉄に変わりはないので、そのままではすぐ錆びてしまいます。
パイプ材や薄板を使った製品と違い、腐って無くなってしまうまでにはかなりの年月がかかります。なにせ中の詰まったムク材を使っていますから。
とはいえ、サビが手や服を汚したり、雨に流れて周りの壁や床を汚したりしますから、塗料などを塗って防錆します。うちの工房では塗装の前に、電気亜鉛メッキという防錆処理をかけるのを標準仕様としています。
しかし、定期的な塗装の塗替えは別の意味でも必要です。というのは、埃の付着や塗装の退色・劣化で見た目が悪くなるからです。年月を経て幾重にも塗重ねられた塗膜のマチエールは、大切に使い込まれた鍛鉄の証として、使う人、見る人の心を打つことは、ヨーロッパの先例を思えば明らかでしょう。日本では東京の赤坂にある『迎賓館の門扉・ゲイト』を見に行ったことがありましたが、まさしく塗装の繰り返しでできた何ともいえない塗膜の風合いが生まれていました。
またインテリアで使用の場合は、このメッキ処理をすることは必要ないと思います。
このように、歴史に裏付けられた優れた特徴に現代の鉄加工技術をいろいろ付加し、より可能性を増した「鍛鉄」をもっと気軽に利用していただけるよう、私共は製作を中心に、それを踏まえてのデザイン、図面化、施工方法、場合によっては現場取付け、メンテナンスと、そのアドバイスと打合せなどを承っています。
「鍛鉄(たんてつ)」とは、市販の鉄の規格材である角棒、丸棒、フラットバーなどを,伝統的な接合を使いいろいろな形にハンマーワーク加工していく技法を言います。


エイチエムジープランニングオフィスからのご提案
--メリット--
1 エイチエムジープランニングがヨーロッパからの鍛鉄部材を一部使用して追加加工、組立てることで、特にトラッドなデザインには一層の
コストパフォーマンスと利便性及び納期短縮の可能性が生まれる。
2 エイチエムジープランニングが鍛鉄として使用頻度の高い部品を標準製品化し、量産、在庫、供給しているメーカと組むことで制作工房の
ノウハウと技術・オーダーメイド及びハンドメイドのデザイン性の補給ができることで多面的に製品の多様化に対処できる。
3 製作施工時のリアルタイムのトラブル対応が実現されることでリスクを軽減できる。
4 エイチエムジープランニングがヨーロッパの鍛鉄部材を一部使用することで今まで価格的に問題があったユーザーに対しても
予算面での柔軟なご提案ができる。例えば出来栄えの風合いから好みまでを設けることができる
ことで今まで以上の予算枠の柔軟さが生まれる。
5 最後にエイチエムジープランニングは今までの経験からロートアイアンの選りすぐれたデザイン性は決して供給品のみでは埋められないこと、
表現できない部分を補填していく作業と工芸美の重要性を認識しています。その様な制作工房が部材の販売もデザインと包含して
活動する意味合いは将来の建設業界に求められた一面を受け止めながら、この業界の活力を生み出す原動力になりえるかもしれません。
今まで以上のギャラリー的な活動を継続させながら一方ではデザインと開発力を念頭に置いた産業としての位置づけも意識しての微妙な感性の世界を確立していきます。今後はそれらを意識した更なる活動をしていく所存です。
以上です。


■エイチエムジーの仕事とヨーロッパの鍛鉄
左:エイチエムジーの鍛鉄作業の一部:制作品と作業図面参考
右:鍛鉄の作業場(イタリア旅行のときの写真から)
簡単に冶具を制作して部品の量産や繰返し製作もコストとロット数で考えていくことで可能な話です。
ヤクモノが必要な屋外フェンスや螺旋階段等、また複雑なデザイン性の高いものであればあるほどその効用は大きいでしょう。